携帯乗り換えで解約前に必ず○○しておく事! 流れと注意点は?


ソフトバンク、au、ドコモと何度か乗り換えを繰り返しながら長らくお世話になってきた大手キャリアの携帯ですが、待ちに待った2年間の縛りが解ける更新月を迎え、simフリーが解禁されたことを機に、家計を圧迫している携帯維持費を見直すことにしました。 

その結果、今回、auのガラケー1台とdocomoのスマホ1台をsimフリーの格安携帯会社に乗り換えました。前回の乗り換えでNMP(ナンバーポータビリティ―)をした際に大失敗した事を踏まえ、今回の乗り換えで注意したことなどをお伝えします。



携帯乗り換えで解約する前に必ず○○しておく事!

前回の乗り換えは、auからドコモへ携帯電話番号を替えずに乗り換え先に持って行けるNMP(ナンバーポータビリティ―)をした際に、大失敗した2つのこと!があります。 

その他にも情報不足ゆえの細かいミスはあったのですが、この2つの失敗は今でも忘れません。 その2つの失敗とは、乗り換えの「タイミング」「ポイント」です。

NMPの乗り換え時の失敗:タイミング

乗り換えのタイミングについてですが、毎月かかってくる費用には、日割り計算されるものとされない物があるということをご存知ですか? 

その時は更新月の月末にNMP手続きをとったのですが、後で請求明細を見てビックリしました。 なんと、更新月の月末ギリギリにドコモへ移ったので、更新月に関してドコモはたった1日しか使っていないはずなのに、請求書には7000円近くの請求が上がっていました。

「たった1日で7000円?なんで?!」とパニックです!
  
すぐにドコモに問い合わせたところ、新しく移る先のドコモのパケ放題の定額料は日割り計算されないということでした。 

(ドコモの超高額1日分パケット定額料)+(その他の日割り計算)+(事務手数料)=約7000円でした。

そのため、その月の請求は(auの1か月分の料金)+(NMP手数料)+(ドコモの超高額1日分パケット定額料)+(その他の日割り計算)+(事務手数料)でauとドコモからのダブル請求パンチをくらってしまったのでした。

NMPの乗り換え時の失敗:ポイント失効!

そして、2つ目の失敗は、auを解約する際にし忘れたことです。 「携帯乗り換えで解約する前には必ず○○しておく事!」の○○とは、 「ポイントの交換」です。 

これは、結構忘れてしまいがちですが、長年契約していると結構なポイントが入っています。 このポイントは解約やNMPと同時に全て消えてしまいます。 携帯を乗り換える際、特に自分で手続きする方は、やるべきことが色々と多いのでつい忘れてしまいますので注意して下さいね。 ポイントの使い方は限られますが、格安携帯に移る場合で、携帯機種を新調せずに今まで使っていたものをそのまま使おうと思っている方は・・・
  
充電器や電池パックなどの消耗品の購入に充てるか、安心パックに入っている方はNMPする前に修理に出しておくのもいいかもしれません。

修理に出す場合は期間に余裕をもって下さい。 修理には1~2週間かかる場合がありますのでギリギリではNMPの手続きに影響がでてしまっては大変ですので注意して下さいね。 

 auの場合であれば、au walletというプリペイドカードがありますので手続きしていればそこへポイントを移行できます。

詳しくはau wallet については割愛しますので調べるか、auで聞いてみて下さいね。

 au walletに移行したポイントは、auを解約した後でも使えます。 使える場所は、マスターカードが使えるほとんどの場所で使用可能ですので使い勝手はいいでしょう。 ただし、解約するとチャージはできなくなりますのでポイントを使い切ったらカードの使い道はなくなってしまいます。

携帯乗り換えの流れは?

MNP(ナンバーポータビリティ―)でsimフリーの格安携帯会社へ乗り換えする流れは、ざっくり言えば、今まで契約していた携帯会社から転出に必要なMNP番号をもらい、転入先で手続きします。

新しく契約する先で使う携帯電話は、自分で準備するか、端末付きプランで契約するか選択できます。 自分で準備する場合はネットショップや携帯ショップにて購入できます。

購入前には、転入予定先で使えるかや条件をしっかり確認してくださいね。また、今使っている機種を使いたい場合にも注意する点がありますので事前に良く調べる必要があります。

<MNPで乗り換えの流れ>

①使う予定の携帯のタイプやプランを考慮して新しく契約する携帯会社を選択する。
②今まで契約していた携帯会社からMNP番号をもらう。
③転入先への申し込みをします。(手続き後数日でSIMカードが送られてきます。)
④SIMカードが届いたら、説明書に添って回線切替をする。
⑤続いて通信機器にAPN設定すればMNP完了です。

携帯乗り換えの注意点は?

携帯を乗り換える際の注意点はいくつかあります。 特に気を付けたい事は、simフリーとはいえ、自分が使おうと思っている携帯の種類によって契約できない場合があるという事です。

たとえば、au系の機種で契約できる格安携帯会社は今のところ、mineoとuqmobileの2社のみです。 simフリーで契約する際の注意点は、次に使う予定の携帯機種がau系なのか、ドコモ系なのかなどで、契約できる条件が変わります。 

また、系列でOKでも対応可能機種でない場合もあります。 対応可能機種かどうかは契約する予定の携帯会社のHPで「動作確認済み機種」が調べられますので確認してから契約するようにして下さいね。

そして、違約金がかからない更新月にMNPをしたい場合、月末の手続きには注意が必要です。 

NMP番号をもらっただけではまだ前の契約のままです。回線切替が終了して初めて手続き完了だという事に注意して下さい。

回線切替が月をまたいでしまうと更新月に手続き出来なかった事になり違約金が発生してしまうので、手続きにかかる時間を考慮し余裕をもった予定を立てて下さいね。

また、MNP番号の有効期限は2週間程度ありますが、転出先での手続きに必要な日数がありますので意外に余裕はありません。 2週間あるから大丈夫と放置しないようにして下さい。

MNP番号をもらったらなるべく早く遅くとも2~3日以内に手続きしないと有効期限以内に手続きが完了できず無効になってしまう場合があります。 

そうなると、もう一度MNP番号を取り直さなければならなくなり、場合によっては更新月中での回線切替が出来なくなってしまう事になりかねません。 更新月の月初めに回線切替をする場合は、更新月の前月末にMNP番号をもらうことはできますが、その場合は、更新月にはいる前に回線切替の手続きをしてしまわないように注意して下さい。 

 要は「更新月中に回線手続を完了できるように慎重に調整すること!」です。 (更新月以外のMNPの方は無視して下さい。)

まとめ

simフリーの格安携帯会社との契約は、大手電気店などに扱っているshopが入っている場合は持ち込めば、大手キャリアのようにその場で手続きを取ってもらえます。 …が、

近くにそのような場所がない場合やなかなか行けないという場合はネットを使って全て自分調べて手続きを取らなければいけないのでちょっとめんどうくさかったり、難しいと感じてしったりで少し尻込みしてしまいます。

大まかな流れと注意点を把握して順を追って進めていけば大丈夫です。 手続きが終わってしまえば「なんてことはなかったな!」と言う感じです。

今回は、自分の体験談から特に気になる注意点を上げてみましたが、契約条件や内容はよく変わりますので実際に契約する時は最新情報をチェックして下さいね。 

情報不足は思わぬ損を招いてしまいます。

「今の携帯電話代が高すぎるいから安くしたい!」と格安携帯に乗り換えを検討中の方が後で悔しい思いをしないように参考になれば幸いです。


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