<2016年10月16日(日)愛知県一宮市で行われた玉置浩二の単独ライブ「玉置浩二 CONCERT TOUR 2016~AMOUR~(アムール)ツアー」セットリストやその他情報についてお伝えします。

注意: コンサートで歌われた曲のセットリストを掲載しているので、これから行かれる方など知りたくない方は見ないで下さいね。ライブに行く前にある程度の予習をしておきたい方は是非どうぞ。

玉置浩二 コンサート 一宮

2016年10月16日 晴天、気候もサイコ―の日曜日 愛知県一宮市にある一宮市民会館にて行われた玉置浩二のAMOUR(アムール)コンサート。 JR尾張一宮駅から運行されていたシャトルバスに乗って約15分の一宮市民会館が今回の会場。

 開場は4:00 開演は4:30  階段を昇った一角の狭いスペースには、コンサートグッズの先行販売場。

 会場全体は、特に目立つ大きな垂れ幕などはなく、入り口と中に数枚ポスターが貼られているだけでちょっと殺風景。 だけど、開場時間が近づくにつれスタッフが妙にバタバタとし始めワクワク感が高まる。 過去の安全地帯や玉置浩二のライブ映像を見ていると、玉置さんがライブ開始前にちょっとだけサプライズで観客の前に現れて1曲歌ってくれるという場面がよくあるので、もしかして…とちょっとだけ期待していたが、当然と言えば当然だが、そんな気配すら全くなかった。

 4:30待望の入場!スタッフにチケットを渡し、いざコンサート会場へ
  

まずは自分の席を確認しに向かう。今回取れた席は1階の前から8列目!かなり近い席。だだ、センターではない左寄りの席だったのでチケットを取る際に若干の不安があった。

実際に訪れてみると、一宮市民会館はそれほど大きな会場ではないので心配していたほど悪くなかった。 今回チケットを取る際に、「前の方でも端の席」と「後ろ気味でもセンター」だったらどちらがいいのかな?と悩んだ。開演までにまだまだ時間はたっぷりあったので、今後の参考として他の席からはどのように見えるのか偵察するため2階席や後ろの方の席をウロウロしてみた。 会場内は撮影禁止なので写真は撮れなかったが、1500人収容ぐらいの小規模な会場の場合、どの席から見ても比較的良く見える。後ろ気味の席であってもそれほど遠いという感じではなく、かえって全体が良く見えていいかもしれない。ん~ン難しい。これは完全に好みの問題だな・・・ 

ただ、ノリノリの常連さんが右側に多かったからかもしれないが、玉置さんはどうも「右方向」を向いて歌う癖があるらしい。ライブ中は終始「右寄り」の正面を向いていることが多かった。次回チケットを取る際に選べるなら、出来れば「右寄りの席」の方がよさそうだなと思った。 

でも、1度だけ、ステージ中央から左右に飛びだした細い通路まで動いてきてくれたのでめちゃめちゃ近くで「なま玉置浩二」を見られたのは嬉しかった。 「玉置浩二は、やっぱりかっこよかったな~!!」傍で見られたのは一瞬だけだったけど、以前よりちょっと若返っていたように見えた。

玉置浩二 ライブ セットリスト


 玉置浩二2016アムールツアー 一宮市民会館ライブのセットリストは以下の通りです。ライブは、2部制で、第1部と第2部の間に15分の休憩が挟まっています。第1部9曲、第2部アンコール含め9曲の全18曲だったと思います。 
(抜けていたり、順番などが間違っていたりしたらごめんなさい。)

【第1部】 
サーチライト 
Mr.Lonley 
Only You 
花束
みんな夢の中 
無言坂 
砂の町 
サザン・ウィンド 
遠泳

【第2部】 
泣きたいよ 
ママとカントリービール 
My Star 
ワインレッドの心 
じれったい 
ひとりぼっちのエール 
メロディー

<アンコール> 
田園 
いつもどこかで

*平原綾香さんに提供した「マスカット」も入っていると予想していたのですが、一宮では入ってなかったです。

玉置浩二 コンサート 感想レビュー

ちょっと前にサッカーの長友選手が「アモーレ」と発言して話題になりましたが、読み方は違うけど、今回の玉置浩二ソロコンサートはAMOUR(アムール)=「愛」がテーマ!

セットリストを見ても分かるように、色々なカタチの愛を歌った曲が選曲されています。 そのため今回のAMOURコンサートでは、全体的にノリノリというより、「静かに力強い曲」が多かった。

コンサートの第1部では、座って聞くことがほとんどだったためか、観客もちょっと乗り切れない、入り込めていないような違和感のようなものを少し感じました。 

玉置さんの歌は本当にうまい!生歌でも全くハズれたりブレたりすることなく安定感と貫禄で歌いあげているのを目の当たりにすると、言葉にすると安っぽいけどただただ「スゴイな~」と感動するばかり。

だけど、安全地帯や玉置浩二のDVDを擦り切れるまで見ては、玉置さんの歌に感動し何度も何度も涙を流した自分としては、玉置さんの素晴らしい歌声に感動しつつも、第1部では、なんだかちょっと「一方通行」な感じがして少しだけ残念な気持ちもしていました。 完全に個人的な意見です。(これはきっと私だけかもしれないな。。) 

最初にサポートメンバーが姿を現し定位置に着席して、続いて白い衣装に包まれた玉置さんがステージ中央に登場された時には、その存在感とオーラに涙が出そうになりました。

ただ1曲目がサーチライトで、その後も「ゆったり聴く系」の曲が続いたので、観客は立ち上がることはなく、そして、玉置さんはライブ中のおしゃべり(MC)は全くしないので、そのままの流れが続きました。 

第1部の中で一番盛り上がったのは、中森明菜さんに提供した「サザンウィンド」。しかし、第1部の9曲中、唯一のアップテンポの曲で、しかも最後の方だったから、今まで静かに座って聴き入っていた観客が急に「反応できなかった」と言っても過言ではないでしょう。 立ち上がったのは全体の1/3の観客。コンサート慣れしている往年のファンや常連さん達は前の方の席であっても躊躇なくさっと立ちあがりノリノリに。そしてそれにつられて第2郡もパラパラと立ち上がった・・・

がしかし、その波に乗り遅れてしまった多くの者たちは、観客の大半が立ち上がっているわけではなく、周りに座ったままの人も多いという状態の中、立ち上がるタイミングを逃してしまい、立ち上がりたくても今さら立ち上がれないという状況に・・・ 

そして、わたしもその波に乗り遅れた大多数の内のひとり・・・ 「この状況を玉置さんはどう感じているのかしら…」と心配しながら、座ったまま手を叩いている、乗り切れなかった自分がいました。 

自分の場合は、コンサートの前にある程度のことを知っておきたいと思っていたので、今回のアムールツアーのおおよそのセットリストは知っていました。中でも「サザンウインド」は予習のために見ていた動画で、玉置さんがどこかのディナーショーで、ギターをかき鳴らしながら軽快なステップを踏んでノリノリで歌う姿を見ていたので特に楽しみにしただけにちょっと残念でした。 

それに、休憩前の第1部最後の曲で、自分が歌う部分を歌い終わった玉置さんは、まだ曲が終わっていない伴奏が流れているタイミングで、観客の方に一度手を上げて合図したものの、一言も発することなくステージのバックへ消えて行ってしまった。次の衣装に着替える必要もあるだろうし、特に問題視するほどのことでもないことだけど、なんだか会場の煮え切らない雰囲気がそうさせたのかな…とちょっと気になった。 

15分の休憩の後、第2部が開演。 「目つぶしか~」というほど、ステージライトが観客席に向かって強烈な光をさしてきている時があり、ステージライトが強すぎてはっきりわからなかったけど、玉置さんはグレーぽい?紫っぽい?衣装にチェンジ。 

鈴木正行さんに提供した「泣きたいよ」、竹中直人さんに提供した「ママとカントリービール」奥さんの青田典子さんが作詞した「My Star」が披露されとても素敵でした。 

その後、安全地帯の代表作である「ワインレッドの心」の編曲バージョンの伴奏が流れた瞬間から盛り上がりはじめる。

観客から「浩二~」「かっこいい~」「サイコ~」などの掛け声や歓声が飛び交い、「じれったい」で最高潮に。この時点では、観客はほぼ総立ち。このあたりから観客と玉置浩二、演奏者の距離がグッと近づき、その後に続くバラードでも観客は座ることなく立ったままで曲が終わるたびにスタンディングオベーションの嵐。 第1部での観客のノリと第2部での観客のノリはまるで別もの。玉置浩二と観客の距離感が第1部とは全く違う。そんな会場の雰囲気に玉置さん自身も戸惑っているような、でも、心なしか嬉しそうな。玉置さん自身も乗ってきて、バンドメンバーの表情も演奏も一変。どんどんイキイキしてきて、とても楽しそうに見えました。

何曲が歌ってきたので声が出やすくなってきたということもあるかもしれないけど、気のせいか、玉置浩二の歌自体も第1部の時より、第2部の方が断然ステキでした。 鳴り止まないスタンディングオベーション。それに答えてアンコールでは「田園」を披露。最高の盛り上がりを見せた後、鳴り止まない拍手と歓声を抑えるように、参加していた6人のサポートメンバーと共に手を繋ぎながら高く上げて観客の声援に応える。そして最後に「いつもどこかで」を歌いあげ舞台を去って行きました。 

第2部の後半があまりの盛り上がりだったのでもう1曲ぐらい歌ってくれるかも…と期待したけど、何せ田舎の小さな市民会館。片づけの時間や貸し切りシャトルバスの時間、会場使用の都合など、色々と事情があるようで、名残惜しかったけど、さっさと会場から締め出されちゃいました。

まとめ

2016年玉置浩二ソロコンサート「CONCERT TOUR 2016~AMOUR~(アムール)ツアー」愛知県一宮会場へ参加した模様と感想、ライブのセットリスト、コンサートについての情報などをお伝えしました。

今回のツアーでは、サポートメンバーが6人いましたが、その中には、安全地帯のカキクンと六ちゃんが参加していたのでお二人を見られてとっても嬉しかった! 

今度は、ぜひとも安全地帯コンサートでメンバー全員のパフォーマンスをみたい!! でも、安全地帯の全国ツアーはもうムズカシイかなぁ・・・ 東京と、香港とか海外の会場だけだったら、なかなかハードルが高いなぁ・・・

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